勉強法


現代文攻略法【記述編】(2)


前回、現代文攻略法【記述編】(1)で記述型現代文対策の基礎的な部分を説明した。

 ・着眼点の把握法を身につける

 ・そしてそこに適切なマークをする

という内容だった。

これさえしっかりとできていれば、現代文で大量失点するということはまずない

だろう。

しかし、さらなる高得点(難関大学での合格点)をとるには

これではスタートラインに立ったに過ぎない。

まだまだ身につけねばならないポイントがあるのだ。

そこで次に取り組むべきなのが

現代文読解力の開発講座 (参考書)である。

現代文で点を取るためのポイントは

  ≪1≫読解力をつける


  ≪2≫表現力をつける


の2点に分けられる。

前回紹介した参考書は主に(1)を身につけることを目的としている。

パラグラフ内の、どこに注目しマークをつけるか、ということだ。

しかし、それだけでは高得点はとれない。

≪1≫→≪2≫への橋渡しが必要なのである。

具体的には

 
・文同士の関係を読み取る

 ・段落同士の関係を読み取る

     ・指示語の正しい把握

が必要だ。

この本はそこに重点が置かれている。

そのため、これに取り組むことで読解力の更なる向上、

そして、表現力強化への準備ができるだろう。


現代文読解力の開発講座 に取り組んだ上で、

東大や京大をはじめとする難関国立大や早大文系志望者は

次に
ライジング現代文―最高レベルの学力養成 出題の意図を見抜く

に取り組んでほしい。

この本では、

     
・出題意図の理解

  ・それに応じた解答の仕方

が学べる。

駿台の超人気講師の著書というだけあって内容はすばらしい。

この本に取り組めば難関大の現代文に立ち向かうのに十分な表現力が身に付くだ

ろう。

また、内容がコンパクトにまとめられており、

本が薄めなので、時間がなくても急いで仕上げることができる。

この本にたどり着くだけでも大変だろうが、頑張る価値はある。

PR

 
ページのトップへ戻る
inserted by FC2 system