勉強法
現代文攻略法【記述編】（１）
皆さんに質問だ。
今現在、現代文の勉強にどれくらいの比重をかけているだろうか？
おそらく多くの方の答えは
「あんまり・・・」とか「少しなら・・・」
といった感じだろう。
たしかにこの教科の特性上、
・感覚的な気がする
・効果が実感できない
・何をやればいいかわからない
などなど、ついついおろそかにしてしまう要因はたっぷりである。
しかし実は、
現代文こそ最も攻略に即効性のある教科なのだ。
実際、生徒の中でも、「この参考書をやりこんだら急に伸びた！」
という人が何人もいる。
ではどう勉強したらよいのだろうか？
まず、難関国公立を目指す全受験生にお勧めしたいのがこれ
『現代文と格闘する (河合塾SERIES)
予備校講師をする中で、現代文嫌いの生徒の指導・採点をしてて思うのは、
・主観で解いている
・本文から重要箇所のピックアップができていない
（・線をひいたりしていない）
ということだ。
書いてある内容はたいそう立派だったりするのだが、
そんなこと本文のどこに？という感じなのだ。
こうした致命的な欠点の克服にこの参考書が役立つ。
なぜなら、
・着眼点
・本文の汚し方（どう印をつけていくか）
（・要約のまとめ方）
（・設問別の対処法）
がわかるようになるからだ。
この本は厚みがあり、やりきるのにそれなりの根気を要すだろう。
しかし、類書と比べて最もベーシックかつくせのない本である。
ですから、だれにでも一定の効果が期待できる本だとおもう。
とにかくどの参考書にも言えることだが、
まずは一冊を完璧にやることだ。
難関大志望者はこの本で、現代文読解の基礎となる
着眼点の把握力、そして本文への書き込み方法を学んでほしい。
そうすることで今後他の参考書により一層の効果が期待できるようになるだろう。
まずは基礎だ。